ペースト上の離乳食にも慣れて、「そろそろ少しずつ形のあるものをあげたいな?」と思ったときの離乳食の作り方をまとめます。
ペースト状→つぶつぶ状への移行はいきなりではなく、少しずつ。ペーストの離乳食に少しずつつぶつぶ状の離乳食を混ぜて、比率をあげていくことをおすすめします。
ひとつ前段階の、鍋1つで作るペースト状の離乳食の作り方はこちらにまとめてあります。
それでは、順を追ってまとめていきます。
▼ペースト離乳食や角切り離乳食ストックの作り方は、こちらのページからそれぞれに飛ぶことができますよ。
ペースト&つぶつぶ離乳食に使用する野菜の準備
まずは野菜の下準備をします。
- ペースト離乳食に使う野菜
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ゴロゴロ大きめにカットがおすすめ。
柔らかく煮えたら先に取り出してブレンダーにかけるので、大きい方が取り出しやすいです。 - つぶつぶ離乳食に使う野菜
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生のまま、フードプロセッサーにかけて細かくします。
ペースト&つぶつぶ離乳食つくりおきの調理手順
生のままフードプロセッサーにかけてOK
中火にかけて沸騰させます
時間は火加減や鍋の熱伝導で変わるので、やわらかくなるまで煮てくださいね。
つぶつぶ離乳食の材料をフードプロセッサーにかけるときの様子
どんな野菜を使ってもOKですが、イメージとしては餃子の具材に入っていそうな野菜がおすすめです。おすすめ野菜はこちらの記事にまとめたので参考にしてくださいね。
フードプロセッサーは、かける時間を長くすると細かくなります。
初めてつぶつぶ離乳食をあげるときは、少し念入りにフードプロセッサーをかけることをおすすめします。
フードプロセッサーは、ハンドブレンダーを購入すると付属品でついてくることが多いです。(→ハンドブレンダーの選び方はこちら)
▼もしブレンダーをお持ちでなければ、手動のタイプがリーズナブルでおすすめです
離乳食の具材を鍋に入れるときの様子
だし汁600mlに、バター(2回食開始時は5g程度)を入れた鍋にフードプロセッサーで細かくした野菜を入れます。
つぶつぶ野菜の上に、ハンドブレンダーにかけるペースト用の野菜をのせてフタをします。
火加減は沸騰するまでは中火、その後、弱火にします。
弱火で10分〜15分前後煮ます。(私はル・クルーゼの鍋を使用しています。厚手の鍋で弱火でじっくり火を通すのがおすすめ)
野菜に火が通ったら、先にゴロゴロ野菜をブレンダーにかけてペースト状へ
あえて具材を大きく切ったのは、ブレンダーをかけるときに取り出しやすくするため。このとき、他の野菜と混ざっても気にしません。
あえてミックスの野菜ペーストを作ることで、15mlキューブに2〜3種類の野菜が入ります。
甘味のあるタマネギと他の野菜を混ぜることで、食べやすくなるメリットもあるので、混ざることは気にしなくて大丈夫ですよ。
鍋に残ったつぶつぶ野菜を冷凍トレイに取り分けて完成
ペースト用の野菜を取り終わると、下にはフードプロセッサーで細かくした野菜が残ります。これを冷凍トレイに取り分ければ完成です。
もし水分が多く残っているようでしたら、とってもおいしいお出汁が出ているので、大人用の夕飯のスープなどに使ってしまいましょう。
▼小分け容器はこちらが便利です。
生後7ヶ月ごろの実際に食べていた離乳食の写真
つぶつぶ野菜のキューブと、ペースト野菜のキューブを混ぜて与えていました。それ以外に卵黄やお豆腐、水分調整の野菜フレークなどを足すと栄養満点になりますよ。
▼実際に食べさせていた量については、こちらの記事に写真付きでまとめてありますのでご覧になってくださいね。