離乳食をあげるとき、「野菜たくさん食べさせなきゃ、タンパク質摂らなきゃ…!」…とは自然に思うものの、バターを使わなければいけない事実を知らない方も多いのではないでしょうか?
私自身も3人目を育てるまで全然知らなくて、自治体の栄養指導に参加して初めて「離乳食にバターが大事!」ってことを知ったよ。
意外とバターの役割は重要で、自然なお通じや、離乳食の味がおいしくなるのにも大助かりなんですよ。
バター使って作ってもらった離乳食は、コクがあってうんまいでちゅ♡
この記事では、離乳食に使うバターについて詳しくまとめます。
バターは乳製品になります。まずは少量試してみて、様子に変化がないかしっかり確認してから使うようにしてくださいね。
乳製品の進め方についてはこちらの記事もどうぞ。
離乳食にバターを使うのはいつから?
離乳食初期にはバターは使いません。
2回食にステップアップする生後7ヶ月ごろ(離乳食3ヶ月目以降)になったらが、バター開始の目安です。
離乳食に使っていいバターの量はどれぐらい?
自治体からいただいた資料によると…
- 生後7ヶ月(離乳食3ヶ月目)→1日1グラム
- 生後8ヶ月(離乳食4ヶ月目)→1日3グラム
…がバターの使用量の目安です。以降、3グラム以上は増えません。
離乳食に使うバターは有塩バターと無塩バター、どっちがいいの?
そもそも離乳食に入るバターが少量(生後7ヶ月は1日1g、8ヶ月で3g)であることを考えると、別に有塩バターにしても塩分はそれほど気になりません。
実際に私は、7ヶ月当初から有塩バターしか使っていませんでした。ですが、塩分を気にされる方は無塩バターをおすすめします。
輸入バター、国産バター、いろいろあるけどどのバターを買うべき?
基本的にはどんなバターでもOKですが、国産の非発酵バターが無難ではないでしょうか。
バターは少しお高いから、マーガリンでは代用できないの?
バター(植物性油脂)とマーガリン(植物性油脂)は、まったく別物になります。
なので、離乳食のバターはマーガリンでは代用はできません。
ちょっと高くてもバターでお願いね。
生後9ヶ月以降は、植物性油脂も少しずつOKになります。(オリーブオイルやサラダ油等)
ですが、バターがいちばん消化吸収に優れているそうなので、できればバターを使ってあげてくださいね。
バターって塊だから使うのなかなかめんどくさい…いい方法ないですか?
私はバターカッター兼ケースを愛用しています。これなら1つ5gに切れるので、はかりいらず。
使うときはフォークでブスッと刺して欲しい量だけ取れるので、離乳食に限らず、いろんな料理に気軽にバターを使えるようになりますよ。
バターを離乳食に入れると、何がそんなにいいの?
バターも野菜やタンパク質と並んで、大事な栄養の1つです。だからこそ離乳食には必要ではありますが…
なんといっても、離乳食にコクと風味が加わってとてもおいしくなります。あと、毎日のお通じがスルッと出るようになりました。
適度な油分を摂ることで、離乳食が始まると悩みがちな赤ちゃんの便秘の改善も期待できるかもしれません。
ぜひ離乳食にバターを取り入れていってくださいね。