ごはんたべるとき、いろいろさわってみたくなるでちゅ。
今まで大人しく「アーン」で食べていた赤ちゃんが、お皿に手を出したり、何か持ちたそうにし始めたら「つかみ食べ」練習はじまりの合図かもしれません。
歯が生えているかどうかは関係なく、つぶつぶ離乳食や角切り野菜を無理なく飲み込めるようになったら始めてみましょう。
まわりが汚れちゃうのは大変だけど…指先の刺激にもなるし、もぐもぐ練習にもいいので、余裕があればはじめてみるのがおすすめ。
この記事では、うちの子がパクパク食べてくれた野菜スティックのレシピをまとめます。
動画でも解説しています
うまみたっぷり!離乳食の野菜スティックの作り方の手順
出汁パック1つに600mlの水を注ぎ、沸騰させ出汁をとる。市販のベビー用顆粒だしでも◎
- 根菜はできるだけ中心部分を使い、外側は大人の食事やフードプロセッサーで粉砕してつぶつぶ離乳食に使う
- アスパラやパプリカを使う場合もピーラーで皮を引いておくのが◎
- ブロッコリーの芯は厚めに皮を落とす
このときやわらかくなりやすい野菜は取り出してもOK。煮汁のまま放置することで、だし汁のうまみを野菜がしっかり吸い込みます。
詰め込みが心配な赤ちゃんには、食べやすいように角切りにしても◎
スティック野菜には、手づかみ用のトレーが使いやすいですよ!
初めての手づかみ食べスティック野菜離乳食を作るときのポイント
ただの水ではなく「だし汁」を使う
上の子のときは「だし汁をとる」ってレシピを見ただけでそっ閉じでしたが、出汁パックを使えばそんなに大変じゃありません。ただパック入れて煮るだけなので!
どうしても出汁取るのがめんどくさいよ〜って方は、市販のベビー用の顆粒だしを使うのもおすすめです。
なお、大人用の顆粒だし(ほんだしなど)を使うのは、赤ちゃんには塩分が強すぎる関係でおすすめしません。
根菜は厚めに皮を剥き中心部分を使う
端っこの部分は、フードプロセッサーで粉砕してつぶつぶ離乳食の材料にしたり、大人の食事に混ぜて食べてくださいね。
スティック野菜の大きさの目安
あんまり小さいと持ちづらいでちゅ…。
持ちやすい大きさは赤ちゃんによって違いますが、小さい角切りにしてしまうと、赤ちゃんがつまむのに苦労する可能性もあります。
スティック状に切っておいて、後で食べさせるときにスプーンなどで小さくしてあげましょう。
根菜類は冷たい状態から煮る
よく「根菜がやわらかく煮えません…」と相談いただくことがありますが、基本的には冷めた煮汁から煮始めるのがベストです。
出汁から取る場合は、いちばん最初にだし汁を作っておき、火を止めてから野菜の下ごしらえに入るといいですよ。
その他の野菜は沸騰してから入れる
逆に水分の多いような野菜(ブロッコリーの芯や、なす、ズッキーニなど)は、煮過ぎてしまうと荷崩れの原因になります。
やわらかくなりすぎてしまいそうな野菜は、沸騰してから入れることで煮崩れを防ぐことができます。
弱火でコトコト10分…その際「落とし蓋」をすることで時短に
落とし蓋は「食材をやわらかく」「だし汁のうまみをしっかり吸わせる」効果があります。
弱火で10分ほど煮る間、落とし蓋をした状態で煮てみてください。
落とし蓋は専用のものを持っていなくても、アルミホイルをぐちゃっとしたものや、クッキングシートを切り取ったもので代用可能です。
やわらかくなったら煮汁に入れたまま冷めるまで放置
最後のポイントは、煮終わった後に、そのまま煮汁ごと放置することです。そうすることで冷める間にじっくりと味が染み込み、おいしいスティック野菜に仕上がりますよ。
離乳食の手づかみスティック野菜作りに便利なグッズ
冷凍保存にあると便利なトレイ
いちどにたくさん作ったスティック野菜を、1〜2回分に分けて冷凍するのに便利です。(→amazonの商品ページ)
スティック野菜以外にも、麺類や卵焼きなどの保存にも向いているので持っておくと便利ですよ。