ひとさじずつのお試し離乳食期が終わると、それなりにたくさんの離乳食を準備しなければならないですよね。
一回いっかい準備するのは大変だから、つくりおきストックして冷凍しておくと便利!必要な分だけ解凍して使えるよ。
実際にできあがる離乳食キューブは、↓こんな感じです。
色があざやかでうまそうでちゅね。
一度にカラフルキューブが複数できあがるので、組み合わせを変えながら離乳食として与えれば、栄養もたくさん摂れておすすめですよ。
この記事では、この離乳食キューブの作り方についてまとめます。
動画でも解説しています
はじめてのペースト離乳食のつくりおきの調理手順
私はだしパックを使用して、600mlのお水で煮出しています。もちろん市販の粉末だしでもOKです。
離乳食としてペーストにした後に具材が残った場合は、大人用のスープにしてしまいます。その際に食べやすい大きさに切りましょう。
あまり深いことは考えずに野菜を煮ていきます。
厚手の鍋を使用するのがおすすめ。もし厚手の鍋がない場合は、根菜が柔らかくなりにくいので、落とし蓋をするか、気持ち大きめに切って煮るといいですよ。
(根菜類は、大きめに切った方が熱伝導が良くなって柔らかくなります◎)
このときブレンダーにかける都度、容器は洗いません。そのまま次々と野菜を入れていきます。
ペースト離乳食の材料を鍋で煮ているときの様子
特に袋分けすることもなく、すべて同じ鍋に投入してしまってOKです。お手持ちの鍋の熱伝導が心配な場合は、この写真より気持ち大きめに具材を切ってくださいね。
具材は小さく切ったほうが柔らかくなりやすいというイメージがありますが、野菜自身がもつ熱伝導を最大限利用するには、大きめカットの方が柔らかくなりやすいです。
また野菜を大きくカットすることで、後ほどブレンダーにかけるときに具材を拾いやすいメリットもありますよ。
離乳食用に煮えた野菜をブレンダーにかけていく様子
拾いやすい野菜からスタート
私は煮崩れやすいブロッコリーから先に拾います。ブレンダーがかけづらかったらだし汁で少しのばしてくださいね。
ブレンダー容器は洗わずに次の野菜へ
1つ目の野菜をブレンダーにかけたら、フリージング容器に移し、ブレンダー容器にはそのまま次の野菜を投入していきます。
「素材の味を…」とは言いますが、結局食べるときは混ぜるので同じです。
ペーストにするとき似たような色味の野菜はミックスもおすすめ
淡色野菜(緑黄色野菜ではない野菜)は、ミックスしてしまえばまんべんなくそれぞれの素材の栄養が摂れます。
例えば「だいこん+タマネギ」「白菜+かぶ」など、あらかじめミックスしておくと、実際に食べるときに品目が増えるのでおすすめですよ。
お肉(鶏のささみ肉など)離乳食デビューする際におすすめのつくりかた
お肉は単体だとパサつきがちで、赤ちゃんも嫌がる傾向にあります。そんなときは食べやすい野菜とミックスするのがおすすめ。
私は、甘みと水分がたっぷりの「たまねぎ+ささみ肉」でブレンダーにかけていました。ミックスすることで、お肉のパサつきが抑えられて食べやすくなりますよ。
もし離乳食用に煮た鍋の具材が余ったら大人用のスープにして消費
ペースト離乳食最初の頃は、食べる量も少ないので具材が余るかもしれません。もし余ってもうまみたっぷりのスープができあがるので、コンソメなどで味を調整して大人も食べてみてくださいね。
作る量としては、15mlのキューブを1品目につき6個ほど、全部で24個ほど作りましょう。
一回の食事に2個ずつ使って、約1週間ほど使えます。ちなみに冷凍保存自体は2週間程度は余裕でもちますよ。
離乳食2ヶ月目の終わり(生後6ヶ月ごろ)の実際の離乳食の様子
冷凍しておいたペースト野菜キューブとおかゆキューブを解凍して食べさせます。余力があれば、トマトやお豆腐などを足すのもおすすめ。
ぜひ挑戦してみてくださいね。
▼ペースト状の離乳食に慣れたら、次はこちらの作り方も参考にしてみてくださいね。